外交カードより
2018-02-14


テレビのニュースでは、オリンピックと共に、北と韓国の融和ムードが流れております。なんかね〜、オリンピックが終わってもこのムードは続くのか、と考えると、一時的に終わる気がしますね。でも、本来は民族が統一されることで、巨大なしこりと問題が解決されるだろうし、今それが無理であっても、ひとつを体感できることを大切にしたい人々の気持ちは、これからを支えていくのではと思います。合言葉は、うりぬん はなだ〜。ニュースで聞いていれば、そう叫びながら旗を振っている様子を見られるし、オリンピック開始前には統一チームがその言葉を書いた横断幕を出していました。統一旗を持って、うりはなだ〜、と叫んで北の応援団の周りにいれば、日本人でも韓国人に見えますよ。幸い、うりはなだ〜、の発音は、日本語で書いても変わらんので。ぬん の発音は日本語にないんで、無難に、うりはなだ〜、と叫ぶ。
ミサイル一発でこの関係は終わるかもわからんけど、どこかに希望を託しているのは、国家よりも人間として付き合いたい、ということそのものなんでしょう。本来こうあるべき、そしていずれかはひとつになる時が来ると。いいんですよ、それがただの外交のカードだったとしても、国民という単位がどこかで望みを持っていること、このオリンピックの融和の時間の素晴らしさを忘れないことが、何かの力になれば。アホみたいに、外交と国家のカードを振り回しているより、人間としての思いを大事にできれば。こいつはアメとムチだったとしてもね。アメのおいしさに気付いて、いずれムチを捨てようと考えられる時が来たなら、それが一番だと思ってます。たとえ100年かかっても。
[まともな話]

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