Steamなるもの
2016-03-28


何となくSteamについて書こうかと思いまする。
DBCSはSteamというソフトと連携して動作します。Steamとは、コミュニティソフトです。PC版のDBCSで遊ぶには、まずSteamというソフトを入れて、そこでIDを取ります。そして、SteamのShopがありますので、そこでDBCSを購入します。ゲームを遊ぶには、Steamを起動してからゲームを呼び出します。そのため、Steamで使っているユーザー名が、DBCSでのプレイヤー名になります。IDとは別に設定します。
最近のゲームはオンライン化しておりますので、そのときのサーバー管理などはゲームを提供する側にとって大きな負担になります。Steamとは、その部分の委託請負システムです。こうすれば、ゲーム提供会社でシステムのメンテナンスをする必要もありません。Steamは無料で登録できますが、ゲームを買うときやゲーム提供側からお金をもらっているので、無用な広告、個人情報収集もしません。非常に信頼性の高いシステムだと思います。
Steamのコミュニティ機能を使えば、遊んでいるゲームのメンテナンスも容易で、Steam起動時に勝手に行われます。不具合報告はコミュニティに書き込むことができ、すべてSteam上のユーザー名で出ますので、匿名はできません。その点、コミュニティでの荒らし行為も未然に防ぐ効果があると思います。ただ、Steam管理側とゲーム制作側では会社が異なるため、不具合への対応はどちらが対応するのか、微妙に分かれます。ゲーム制作側への不具合修正依頼が必要な場合、当然ながらしばらく時間のかかることがあります。
Steamにはユーザー同士でつながれるフレンド機能があります。フレンドになると、フレンドにしか公開されない個人情報が公開されたり、ゲーム上でランキングをフレンドに絞り込むことができるほか、フレンドのSteam上での動向を見たり、メッセージを送ったりもできます。例えば、私はmuckさんとフレンドですが、muckさんがTwitterを始める前は、Steamでメッセージを送って連絡を取っていました。何気に便利な機能です。
重要なのがブロードキャストでしょうか。これを使うと、自分のプレイをリアルタイムで配信できます。録画はされませんが、設定をするだけで簡単に使えます。公開範囲も、フレンド限定にしたり、全体に公開したりできます。通信環境に合わせた画質の設定もできます。コミュニティのブロードキャスト項目で、自分のやっているゲームのブロードキャストのみをしぼりこめますから、見たいものを見つけるのも簡単です。私は全体公開にしていますが、本日初めてお客さんが来ました。見ている側はコメントを入れることができ、コメントが入ると画面左上にちょこっとだけ表示されます。こちらから答えることはできないようですが、ゲームをしているとなかなか答えるといっても難しいので、こういうときはSkypeも使えるみたいです。まだまだ使い方がよくわかっていません。ボスと倒した後に、「なるほど〜」とコメントが入ったときは、少しはその人の参考になってくれたかなと、うれしい気になります。最後には、「楽しく拝見させていただきました、本日は失礼します」とあいさつもあり、とても丁寧な方でした。
PS4でも既存のUStreamやニコニコ動画などで配信するシステムがありますが、そのときはマイクからのしゃべりをミックスする方法ができます。私は以前それを見たのですが、実況ではなく解説で、何かとためになりました。PCでも音声を入れられる方法があるなら、時間を決めて番組のように配信するのも面白いかもしれません。見ていて面白いのかという根本的なところもありますが、ゲーセンで筐体の後ろに立ちながら見ているようなものなので、よほどひどいプレイでもない限り楽しめると思います。
Steamでは様々なゲームが配信されていて、コミュニティの部分は共通です。私もDBCSを買うまで知らなかったのですが、いわばPCゲーム用のSNSであり、一方でゲーム制作側のサーバー負担を業務としていて、面白いなと思いました。今の時代はこんなものがあるんですよ。
[まともな話]
[ゲーム話]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット