ずんずん教だ !!
2016-04-09


「ずんずん教の野望」というゲームがあります。いや、これどうなんですかね。気になるのでちょこっと見てみたら、攻略性が立つのかどうかすらわからない鬼畜ゲームで、ゲーセンでは1コインでクリアすることをほぼ前提にしてないですね。ひとつの理由が、敵の体当たりに対して、自分の弾数と攻撃幅が合わない、DBAC の世界で言うならば、レーザー装備でアンカーが突っ込んでくる状況のため、攻撃が敵に当たらずに突っ込まれること常時の環境で、なおかつ敵との距離が近く、どうやってもよけられない位置で撃たれると最後になることが多いです。
ゲームとしては、まじめに攻略するタイプのものではなくて、ゲーセンで友人とコインを積みながら満足いくまで遊ぶタイプのゲームだと思います。固定画面STGとしては、過去の作品から見たスクロールしないSTGの欠点をよく考えてのものであるとも取れます。パターンがわかると1プレイが長期化しやすく、メリハリがなくなるので、パターン化できない攻撃網でコインを積ませるやり方です。ところが初見殺しでもなくて、遊ぶ気になればそれなりに遊べるラインでもあります。一見するとおかしなゲームのようで、固定画面STGとしては、確かにひとつの到達点であると言えるかもしれません。しかし、何度かやっているうちに、無理ゲーであると気付くと最後です。もちろん予防線があって、最初に攻撃できるステージを選べるから、それぞれやって様子見もできるのです。どっちにしても、プレイヤー寄りのゲームではなくて、ゲーセンが喜ぶゲームですね。
[ゲーム話]

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