WFレポ1 うかつな前日搬入
2016-07-26


さて、今回のワンフェスの準備がいかにひどいものだったのか、その現実を粛々と語ることになりそうです。
毎度、卓の準備には一週間ほどかけます。それが今回は二日でした。それだけ準備の方法ができあがっているのでもありますが、それだけ時間がないのでもあります。今になって新しい棚を作ることもなく、値札も使いまわしができることから、準備そのものは時間がかからなくなりました。でも、それと時間がないのは違います。今回は時間がありませんでした。何とか準備を整え、いつもより遅れながらも前日搬入に到着です。
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今回の物量はこれくらいです。今回の準備は今までと違い、新しい方式を採用しました。毎度必ず卓の再現を家で行いますが、その時並べた商品をそのまま器ごとダンボールに入れて持ち運ぶ方法です。今までは在庫をひとまとめにし、容器類もひとまとめにして運びました。しかし、時間のなさが準備短縮の方法を模索することとなり、リハーサルが終わればそのまま移動して本番、という形を生み出しました。このため、荷物がほぼダンボールに入り、物量の少なさもさることながら、圧縮もされていました。
床と壁のセットの壁は、わざと小さい箱に入れています。すっぽり入ってしまう箱に入れると、注文を受けたときに商品を見分けるふせんが暗くて見えないからです。積み重ねはできなくなりますが、荷物が少ないため、特に問題もありませんでした。
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荷物を展開し、この日にできることをやった状態です。商品は陳列していますが、そのまま露出していると防犯上よくないため、新聞で隠します。ダンボールを活用しているため、机の下や椅子の上にダンボールがまとまっています。いくつかはその場でつぶしました。
この状態で重要なものがありません。家具の棚、ドール棚、角のテーブルです。棚は肝心な縦の木材を忘れてきて、組み立てることができませんでした。看板用の木材の束とまとまっていると思って、きっちりチェックを怠りました。角のテーブルは、今回非情に重要なものなのに、持ってくることすら忘れていました。ひどい状態です。ほか、巾着を入れる容器もありませんでした。ドール見本はまだ着付けが終わっておらず、家に帰ってからの仕事になっていました。
唯一の新作棚が椅子のような、床と壁セットの展示をするためのもので、構造はいい加減ながら、用は足りる作りです。ただ、板がなくてそれだけ買ってきました。最近、合板はファルカタしか使わない主義で、基本はMDFで通してきましたが、Nフコにファルカタ合板がなく、仕方なくインドネシア製の合板を買いました。インドネシアでは一部森の極端な破壊をする、再生不能の伐採をしていることがあり、森林破壊やそこの人々の生活を守るため、産地を選んでいます。Nフコでもファルカタ合板を扱って欲しいです。
搬入前の準備は、壁と床セットの壁にふせんをはる作業が長引き、その後に中物を並べることになりました。搬出まであと二時間というところです。そこから箱を準備しますが、家具を今回から並べて選ぶ方式をとったため、すぐ使える箱がありません。不便ですが、少し大きめの紙の箱に仕切りを作って使いました。こうした作業をしているうち、あっという間に出発時間です。そりゃ忘れ物も準備の不備も出ます。物量が少ないとはいえ、持って行くものややることは多く、見逃さずにやっているつもりで、あせりはミスにつながります。棚の準備をしても、棚すべての準備をしてないとか、ありがちなのです。かといえ、全部書き出して、この棚を持って、この棚も持ってなどはできません。

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