22時でも逃げる
2018-05-14


昨日のでろでろの根本は、何かが疲れていることにあるようで、今日は調子が悪い日でした。やっぱり朝起きられないし、今度は起きても調子が悪く、ご飯も食べられるかどうかというところでした。ここでまた倒れるのもアホくさいし、サラダは用意してあるから、ちゃんと朝食を用意しました。それ以降は調子が悪いながらも何とか動け、結局18時くらいまで外仕事を中心にこなしました。でも、調子が悪いことは明白のため、なるべく神経を使わない、簡単な仕事に抑えます。
18時を過ぎてからは買い物です。水菜を買い忘れ、J肉を見つつ、この前失敗した、ダヨだんご用の軸を見ることにしました。J肉では見切り野菜が豊富で、思わず衝動買いしてしまいました。いかんです。J肉の見切り野菜の値段は狂気ですよ。オクラ10円、エリンギ30円、みつば30円とか、そういう世界です。やきそばまで、三食入って50円というのもありました。まさに狂気。一週間の食費が3000円という世界が何となく見えたでしょうか。
その後、J本2でダヨだんごの軸です。今回はちゃんと手を持って行きました。すると・・・合わない、どれも太すぎて、少し削らないと入りません。2mmの金属軸を通すと少しゆるいくらいなのに、ラミン丸棒2mmは太いのです。これもロットによるんですよね。J本2の場合は、おそらく100本単位で仕入れ、不足するとそこから補充していると思います。そのロットはまとまっているはずなので、少し太いと、みんな太い、というのが普通です。なぜわかるか。私は仕入先から直接買っているからです。ついでにお得意様なので、特注サイズもやってもらえます。もちろん値段に上乗せされますが、自分でやる手間を考えれば安いものです。
木というのは、水分で微妙な太さも変わるもので、こうした厳密な細い材になると、0.1から0.2のずれはいたしかたないものです。ちなみに私は近い将来、ひのき風呂をいくつか作る予定でいますが、それの壁が接着です。水が漏れないようにするため、材を互い違いに組み合わせてみるつもりですが、接着が木工用ボンドだと、その微妙な水分で板が曲がる可能性があるのです。木の模型を作る人は、小さな部品が木工用ボンドの水分で曲がることを非常に気にするそうですが、それと同じです。木は扱いが難しいのです。私がオイルをかけるのは、木が曲がらないようにするためでもあるんですよ。あと、ヒノキはヤニが入っていたり、経年で黄ばみが発生しますが、オイルはそれを問題としません。一般的な家具でオイルをされているものは珍しく、オイルフィニッシュという技術そのものがあまり知られていないと思います。これは、手間のかかる処理で、普通の値段の家具には塗装の方が安く、オイルは使えないんですね。まずオイルの値段が塗料の2倍以上ですから。
ということで、もしこの軸を使うなら、削らないとだんごも通らないことになります。900材を平均的に削るのは難しく、この計画は断念しました。竹ひごでやります。そんな一方、別の中物を新しく企画していて、どうすれば実現できるのか、方法を材料を見ながら考えていました。ちょうどいいものを発見し、とりあえず試作してみようと、その材料を買ってきました。経験上、これでいけることは確かです。しかし、調子の悪い日にこういう新しいものを買うのは、正直負担が大きくてつらいです。私が大学院で最初に異常を感じたあれと同じものが、今でもつきまといます。まぁ、病気だからしょうがないか。別の日に買い直そうかとも思いながら、どうせ買うなら二度手間するよりいいです。つらくても、一時です。

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