香りをまとう
2018-06-23


このところ倒れているだけで何もできていません。思っていた以上におなかの状態が悪く、このままだと日常生活すらまともに機能しません。印西でどうなるのか・・・。
先の見えない話は放置し、香りのおしゃれについて話します。私が季節を感じるのは匂いです。多くの人は見た目の自然で感じるかもしれません。私はそれにあまり情緒を感じなくて、季節の花の香りで季節を感じます。こと、春はじんちょうげですね。もうこれは外せません。桜なんて私には何にも感じることがなくて、でもじんちょうげは春を感じます。これは、取手の家にあったからでしょう。取手の家には立派なじんちょうげがあり、春休みにそこへ行くと、必ずいい香りがしてきました。でもおじさんはじんちょうげがしつこくて嫌いでした。じんちょうげはおじさんが亡くなって数年後に寿命か、枯れました。呪いですかね。30年くらい経っています。うちの近くの家でじんちょうげがあり、今はそこで救われています。取手の家のじんちょうげがあるときは、そこから一枝持ってきて、部屋に置いていました。早稲田では大隈講堂の前にあり、季節になるとその場所へ行って、いつまでも立ち止まっていました。
梅雨は雨と土の香り、秋はキンモクセイなど、香りで季節を感じます。私が香りに目覚めた最初のきっかけは、祖父の持っていた白檀の扇子でした。紙が貼ってあるものではなく、全部白檀で、彫り加工が施されています。おそらく高いと思います。専用の木箱に入っていました。この香りのよいこと。欲しいとねだったけど、さすがにもらえませんでした。小学生のころでした。
それで私が白檀好きになり、祖母は京都に旅行へ行くと、白檀の匂い袋やお香を買ってきてくれ、今でも衣料部様から誕生日には白檀系のお香をもらっています。夏になると、毎晩お香をたくのが楽しみです。気分によって、白檀系を使ったり、インド香を使います。インド香も20種類くらい揃えています。
そして、香りは自分につけて持ち歩くことができるんですね。香水と世の中はひとくくりにするけれど、濃度によって呼び方が違い、私は香水ではなく、オゥ・ド・ドワレを使っています。二種類持っていて、主に使っているのがCHANELのALLURE HOMMEです。最初はEGOISTEの方を買おうと思っていたけれど、ALLURE HOMMEが出て、そちらも捨てがたく、結局そっちにしましたが、今はEGOISTEも買おうと思っています。使い分けたいです。
いろんなブランドの、いろんな香りを試しました。でも、行き着いたのはこの名前を挙げた二種類です。まぁ、もうひとつはDIORのDUNEで、こちらもまたよい香りです。最近あまり使っていません。実はALLURE HOMMEもEGOISTEも、白檀がベースなんです。最初は知らず、好きな香りで行き着いた、自然の結論でした。よっぽど好きなようです。
香りは一日出かけるような時に主につけます。一人でJへ行く時なんかもつけることがあります。香りがあると落ち着くんです。普通は手首につけるのですが、服につけます。白い服はしみになる可能性があるのでさすがにしないですけど、すっとね、一発吹くと幸せが続くのです。世の中香りを嫌う人もいますが、もったいないように思いますよ。
でも、コミケにはつけていきません。あまりに多くの人にもまれ、しかも待ち時間の間、長時間にわたって固定されることがありますので、香りが周囲の人にしつこいかもしれないからです。ワンフェスが終わったら、CHANELへ行ってEGOISTEを買ってきたいと思っています。
[ゲーム話]

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