ホビーショーではまだUVレジンを本格的に使い始めておらず、あちこちで安く売られていたUVライトを見送っていましたが、その後ビールの器を作るにあたって、UVライトがあると便利だとわかりました。UVライトがあれば時間的な拘束がないし、日照時間や天気を気にする必要はありません。
ああ、今になって買っておけばよかったと思っても時すでにお寿司。しかし運が良いことに、クラフトトーカイの特別セールで9Vの通常電源式UVライトを手に入れることができました。半額な上に、3000円以上買うとIYの割引クーポンが使えるというのがあり、他のものと一緒に安くUVライトが買えました。ああ、よく思い出せば、このUVライトはホビーショーのクラフトトーカイで、UVレジン初心者キットとしてまとめて売られていたのと同じものですな。ちなみに買ったのは最近です。
そして、オビツ11用腕時計がじわじわ売れる状況を見て、委託でも思い切った展開をしてみようと、盤面の色を従来のモノトーンから赤、青、黄色も加えることにしました。カジュアルな雰囲気となり、ドールの印象に合えば、購買層が広がります。まぁ、実は通販依頼でこうした色が欲しいと注文があったので、委託でもやれると思ったのです。
数を増やすと生産の効率化も必要で、そのひとつが時計の盤面と輪の接着作業です。瞬間接着剤は簡単でも衝撃に弱く、エポキシは接着剤の扱いが難しいというどっちつかずの状況から、ならばそこもUVレジンで固定してはと考えました。金属とプラの接着には、UVレジンは本領発揮をするはずです。衝撃にも強く、UVライトさえあれば接着可能なのです。
直射日光で固めているだけでは、こうして押さえながら固定させる作業はできません。運ばないといけないし、日陰でも外ではかなりの速度で硬化が始まり、接着剤としてUVレジンを使うには、UVライトが必須でした。しかもある程度の大きさのあるUVライトが。ピンセットで押さえているところに、UV照射をして固定させます。
あっという間に固定できて、強度もかなりあります。試しに固定したものを外してみると、それなりの力を必要としました。いけます、使えます。瞬間接着剤では、落とした衝撃程度で吹き飛ぶのですが、これは時計の着脱を素手で直接やっても平気なくらいの強度がありました。
金属と白いプラ板の固定のため、UVが回り込んで十分に入るように、作業が終わったものもUVライトの中に置いておきます。簡単、強力。たまりませんな。こうした知識はUVレジンを最近いろいろ研究して知りました。あちこちでUVレジン関連の商品を見つつ、アクセサリーの作り方などを勉強しております。使い方次第で様々なものを作れるため、今後も積極的にUVレジンを使った商品を増やしていきたいです。
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