劇的 B.A.
2014-02-28


今日は珍しく昼から食べに出ました。ちょっとした息抜きです。
その後は以前よりやらねばならぬと決めていたことをひとつやりました。それが「磨き」です。
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長く乗っていると車の前照灯のクリアパーツに傷が入って行き、このように曇りが出てくる場合があります。磨耗なのは確かですが、出る車とそうでない車があるのは、いまだによく理由がわかりません。
走行していれば自然と砂ぼこりを受け、それが勢いよく当たっていくうち、やすりと同じ効果になり、さらに砂が細かい傷の間に入り込んできます。この程度のレベルなら大して重要にもなりませんが、あまりにひどいと光の具合が悪くなります。見た目もよくありません。そこで、これをきれいに取るメンテが必要です。毎度私がやっていますが、今回は今までの経験を元に、さらなる上の仕上がりを目指してやってみました。
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完成したものがこちら。今日の作業では片側しかできませんでしたので、右と左で現在差がはっきりわかる状態です。
最初の段階で、砂ぼこりがめり込んでいるとわかっていることが重要です。かつてやったときにはその認識が甘く、仕上がりが少し物足りなくなりまして、今回はまずめり込んだほこりを除去するため、#600やすりから始めました。やすりをかけるときは、必ず洗剤を併用します。今回は食器用洗剤を使いました。洗剤で汚れを落としつつ、なおかつすべりをよくして作業効率を上げます。水やすりが強すぎる場合、洗剤を使ってすべりをよくするのは塗装でも基本技術です。
#600で茶色い削り色が出なくなってきたら、一度軽く流して、次は#1500、さらに#2000まで上げていきます。面積がそれなりにあり、最初も#600開始のため、#2000は特に念入りにやり、細かい傷を残さないようにします。最後は#9000相当のコンパウンドで磨き、洗い流して水気を取ったら、高分子ポリマーを何回か塗り重ねると完成です。
コツは最初に砂ぼこりを全部落とすことと、やすりの目を細かくしていったとき、削りむらのないよう全体をきっちりやることです。あとは道具があればなんとかなります。高分子ポリマーは一般的に持っている人はあまりいないでしょう。
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左も明日天気がよければやります。とにかくこれくらいなら軽症なので、手間はまずまずです。機械を使えばもっと早いかもしれませんが、うちにはないので手でやります。でも、#600とかでやるには機械より手でないと、余計なところをやってしまいそうで怖いです。
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どの角度から見ても傷がなくなりました。ちなみにこの磨きメンテはディーラーやガススタ、部品屋など自動車サービス店でもやってもらえます。高分子ポリマーまでかけると1万とか取られるのが普通なので、自分でできることはとても大切です。もし人に頼まれたらいくらでやるか ? 2000円だろうなぁ。
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