正月大冒険
2020-01-01


年が明ける前にココスを撤収してきました。ほんの少し前に。しかし、どこかでこう、正月らしい何かをやっていないものでしょうか。佐倉ならいろいろあります。印西はその辺の公園で何かやらんのかね・・・と期待して周囲の公園を回るも、どこもやっていません。八千代でも昔は友達みんなで神社めぐりをして、おでんやらみかんやら食べました。
ただの住宅街でしかないこの辺では、静まり返り、ただ暗いだけの正月です。このままでは面白くありません。新興住宅地だからいけないんだな。古い方へ行けばあるかもしれない。無料で配られている、るるぶ印西と、印西商工会の地図を元に、神社を探します。不本意でもこうなれば、どこかの寺で除夜の鐘でも突くとか。寺は何もないので、基本面白くないですが、なぜか人が来る場合もあります。そこそこいい場所を見つけました。
重いPCを置いて、地図とカメラだけ持って出かけます。年は明けてまだ10分程度、多分何か見つかれば期待してもいいでしょう。
自転車のライトが暗くて、相変わらず苦労します。だいぶ電池もくたびれてきたかな。ある程度進んで、小川のある道を左右どちらに進んでも何かしらあるはずなのですが、暗くて小川がわからない。それっぽい場所に来ても、川は見えずに、先に進むと、いつものゴルフ場の交差点まで来てしまいました。通り過ぎています。どうしよう・・・。ここまで来れば、印西名物けちえん寺までさほど遠くありません。ここなら人はいるかもしれない、行ってみる価値はある。
地図は合っていました。でも・・・自転車のライトはほぼ消えているほどまで出力が落ち、途中からは街灯がない森の道になりました。小枝らしいものを踏みます。強風で落ちたのでしょう。それすら見えない。左側が墓であることくらいはわかりました。うーん、夜中で街頭なし、手元の明かり、月明かりもなし、左はうっすら見える墓。道がどこまであるのかわからず、道を外すと墓に突っ込むか、右側にもしかしたら段差はあるのか。
この先を進み、突き当たったところで右折と言われても、道が見えなければ右折もできないわけでございまして、ここで進むのを断念しました。仮に今ここを通れても、帰りも通るわけです。それは不可能ですよ。
仕方ない、見つけるのは他の神社にします。地図上では神社の名前があっても、実際は四畳半程度の広さしかない社が建っているだけのパターンもあります。地図上から、どうも運命の分かれ道を見つけました。小川が見えなくても、ここです。まずはるるぶに出ている寺の方へ行きます。すぐの場所です。
真っ暗やん・・・。鐘を突く音すら聞こえず、あえて近くの建物に乗り込む必要も感じませんでした。もはや暗すぎて、住宅なのか寺なのかすら見当もつきません。だめだ、地図上ではここなのに。180度方向転換をして進みます。そこを進めば、神社がふたつ、寺がひとつあります。まぁまぁ期待できるかも。いやいや、その前に道が暗くて、人の気配もないし、本当にあるんかいな。
田んぼの横の道で、街灯はぼちぼちあります。ない場所は怖すぎるため、自転車を降りて転がしました。こんな夜に田んぼに落ちても誰も助けは来ないのです。しばらく進むと、5人ほどの家族と思われる人とすれ違いました。期待できる ! これは間違いなく初詣ですよ。地図でももう少しです。
ほどなく、神社の鳥居のある階段が見えてきました。あった、しかも鳥居に明かりが灯されております。もしかして、人がいて何か出しているかな・・・。自転車では階段を登れません。横に坂道があり、そこを進みました。途中で横に入ると、神社発見、地図上の神社と名前も一致します。
期待するだけ無駄でしたね。明かりがあるだけ、他は何もなし。火を焚いていることもなければ、甘酒をふるまうこともなし。もう詣でる気力もねぇや。自転車を置いて、鳥居の向こうを見ても、暗くてなーんにも見えません。ムードがあるとかより、ここをまた帰るのかという、脱力が圧倒的でした。

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